INTERVIEWS

若原保育士(羽島市:ひかり泉こども園)

12/1 若原千静先生にインタビュー

新卒で初めての保育園勤務ですが、実際に働いてみてどんなことを感じられましたか。

はじめの頃は、落ち着きのない子や話を聞いてくれない子に対して、どのように接すれば良いのか困り、毎日とても緊張して保育をしていました。その間、同じクラスの担任の先生や他の保育者の方々から、一つ一つ丁寧に保育について教えていただきました。そのおかげで、今は笑顔で保育をすることが出来るようになりました。
それでも、まだ失敗することはありますが、時間はかかっても子ども達と向き合い、寄り添いながら保育することを心がけたいと思って、前向きに取り組んでいます。

  

2 ひかり泉こども園を選んだ理由を教えてください。

「遊び」を通して子どもたちの「自ら学びに向かう力」を育むことを大切にしているところに共感したからです。
ひかり泉こども園では,子どもが興味の赴くままに遊びに向かえるよう、遊びや学びの機会を助け導く様々な道具を揃えています。
そのため、初めて見学した際には、保育室にとても多くの玩具が沢山置いてあったので驚きました。
それを見て、子ども達が飽きることなく毎日楽しく遊べているのだろうと感じました。
また、その玩具も同じものをずっと置きっぱなしというわけではなく、子ども達の成長や興味の変化に合わせ定期的に入れ替えているという事にも感銘を受けて、この園で働きたいと思いました。

  

3 今、何歳児を受け持っていますか?クラスの様子など教えてください。

4歳児を担当しています。
クラスの子どもは、友だちとの関わりの中で、楽しいことだけではなく、小さな争いごとや揉め事、葛藤体験もたくさんしています。
特に外遊びでは、ルールのある遊びを好んでするようになってきました。
遊びの中で、友だちとぶつかったり、ルールを守れていない子に注意したり、自分のアイデアを提案したりしながら、自分の意見を言葉で主張したり、友達の意見に耳を傾けたり強い言葉で言い過ぎない自己コントロールの術など、様々なことを身につけていっています。
友だちとの関わりを通して、いろいろな思いを感じながら、精神面を成長させていく時期なんだなと思って います。
子どもたちが、一人ひとりの個性を認め合い、みんなで力を合わせることの心地良さや楽しさを少しずつでも経験していけるよう、援助していきたいと思っています。

4 日々、気をつけていることはなんですか?

子どもの気持ちを尊重し、自己決定を大切にしています。
子どものペースに合わせること、待つこと、してほしいことがあったら子どもの気持ちが動くように声掛けを工夫します。
また、言葉遣いはいつも気をつけています。
子ども達は私たちのことをよく観察している為、お手本となるよう、きちんとした言葉遣いを心掛けるようにしています。

  

5 どんな保育士になりたいですか?

私は、子どもの気持ちに寄り添い,保護者に安心して預けてもらえるような保育者になりたいです。
子どもの言動には、どんなことであれ一つひとつに理由があります。隠された背景や考えを汲みとって尊重し,温かく受け止められる保育者になりたいです。
また,園では子どもが一日の大半を過ごすため,保護者にとっても安心できる場所であるべきだと考えます。保護者の方とのやりとりを大切にし,共に子どもの成長を見守りながら信頼関係を築けるような保育者になりたいと思っています

6 就活中の方や学生さんにアドバイスがあればお願いします。

実習や見学の機会を活かして、自分に合う園を見つけてください。たとえ短時間の見学でも、得られる知見は多いと思います。早めに動き始める方が有利だと思いますが、思い立ってからのスタートでも、見つかるまで頑張ってください! 良い園に出会えることを願っています。

 

  

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