INTERVIEWS

古野保育士(本巣市:糸貫東幼児園)

8/21 古野翔太郎先生にインタビュー

1 なぜ、保育士になろうと思ったのですか?

高校に入学した頃は、卒業したら就職しようと考えており、心のどこかで「保育士もいいのかな」と思う程度でした。進路を決めなくてはならない時期が来た時に、母に「保育士になってみたい」と伝えると母から「資格があればいつか使えるし、挑戦してみたら?」と言われたことで保育士証が取得できる短期大学への進学を決めました。
大学では様々なことで悩み、就職先は工場にしました。工場で3年半勤めましたが、保育士の友人の話を聞いたり相談にのったりしているうちに”保育士として働きたい!”と考えるようになりました。工場で働くことに全く不満はなく、どちらかというと自分には良すぎる環境でしたが、多くの保育士から素敵な所や課題となる所を聞き、保育士として働く決断をして上司に相談し、工場を退職して保育士になりました。

 

 

2 どんな園ですか?実際に働いてみてどうですか?

保育士・保育所支援センターからの紹介を受けて現在は2園目になります。現在は素敵な考えや教えをくださる園長先生、子供の思いや目線をとても大事にしている先生方が多い園で働いています。実際に保育士として働いて、やりがいや喜びをたくさん感じているのと同時に、環境構成などの準備や子供との関わり方を日々勉強しております。保育での悩み、自分の考えは正しいのかなどの話だけではなく、私生活での悩みも優しい先輩方が十分に話を聞いてくださるので、とても働きやすい環境です。保育士になったことに喜びを感じています。
実際に保育士として働いて1年半、「こんなことをしてみるとどうかな?」など迷いや戸惑いはありますが、命の危険が無く、人権に配慮している限り自由に試させてもらえる環境で、楽しく仕事をしています。

 

3 女性の多い職場ですが、男性保育士ならではの悩みなどはありますか?

トイレが共同なので少し恥ずかしさを感じております。(笑)本巣市には多くの男性保育士が在籍しており、男性ならではの特別な悩みはないです。

 

4 働いてみて楽しい、嬉しいと感じる瞬間を教えてください。

子供たちから「古野せんせい」と言われると「この子たちの担任・先生と認識されてきたな。」と嬉しく感じます。また、遊びの中で幼児園ごっこが始まり、私がよく口にする「オッケー?オッケー?」を先生役の子が真似しているのを見て、私のことをよく見てくれているなと嬉しく思う反面、真似される恥ずかしさを感じています。一緒に過ごしていく中で、”前まではできなかったことができるようになった”など子供の「できた!」を間近で見られることは保育士として最高の瞬間です。

 

5 先輩保育士としてこれから働く方へメッセージをお願いします。

悩んでいたら飛び込んでみるのが良いですよ!どの職業にもたくさんの悩みや不満はあります。保育士は、他にはない毎日違う日々や子供の成長に関われるやり甲斐のある仕事です。ぜひ保育士として一緒に働きましょう!

 

男性保育士が少ないなか、古野先生が保育士としての道を選ばれ、頑張っている姿が伝わってきました。子どもの「できた!」を見られたときは、本当に嬉しいですね。これからも子どもの成長を手助けして見守り、子どもたちから笑顔をたくさん引き出してください。

TOP